ハイ・ジカ

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ハイジカ

タメになる事・ムダな事。僕の人生はどちらも必要な「ハイイロなジカン」

青春は短い、恋をしよう。

 

 
ヤバい。どうしよう、記事のタイトルがなんか恥ずかしい。
 
 
 
そんなことより。ああー、恋がしたい。
 
 
あれ、今もしかして恥ずかしい事漏らしちゃってた?
うーん、
 
 
 
恋愛がしたい。
 
 
 
あれ?また?
 
なんでだろう?
 
なんでだろうなー....。
 
 
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 なんでだろうなー。
 
 
 
......ハイ、すみませんでした。
 
 
今回は森見登美彦 作 『夜は短し歩けよ乙女』 の本ビューどす。
  

■ 本筋は王道な恋愛物語。しかし少し妙だ......

 

物語の舞台は京都、四条木屋町界隈。
ふとした時に見かけた学校の後輩"黒髪の乙女"に心を奪われた"先輩"。
「なんとかお近づきになりたい」と、恋愛にとても不器用な先輩は、時にはギリギリアウトなストーカー紛いな事をしつつ、アレコレと黒髪の乙女との出会いを画策します。
 
ここらだけ見ればまぁ王道の恋愛物語です。冒頭と裏表紙にも書いてます。
しかし、だんだん読み進めて行くと......。 
 
偽電気ブラン
自称"天狗"の着物の青年
酒癖の悪い美女
大学文化系サークル『詭弁論部』
パンツ総番長
ゲリラ演劇『偏屈王』
金貸しの李白じいさん
春画蒐集家たち
古本の神様 
 
なんとまぁ、一筋縄ではいかない登場人物と怪しいワードが次々に出てくるわけで。

 
語り手二人と、その周囲の人間(そうでないのも)とのドタバタと相まって妙な面白さが引き出されています。
 
 なんかねー。割と普通に天狗とか神様とか出てくるんだけど。人間の方もまぁまぁ奇妙なんで、それらとうまく溶け込んでる?そんな感じ。
 
 この世には普通の人間、普通の妖怪、普通の神様がいて、それらが皆普通に同居しててそれが当たり前である事の様に描かれており、思わずその事に納得してしまう。
という 妙な感覚を覚えることになります。面白いです。
 

■ 変則的なテンポで綴られる青春。だがそれがいい。

  
本書のタイトル『夜は短し歩けよ乙女』。これは、
 
ゴンドラの唄」の冒頭 "いのち短し 恋せよ乙女" からの改変だとか。
 
ゴンドラの唄」(ゴンドラのうた)は、1915年(大正4年)に発表された歌謡曲吉井勇作詞。中山晋平作曲。 (wikipedia 抜粋) 

 

本書の場合、常に恋をしているのは男である先輩の方なんだけどね...。

 

物語は 『先輩』と『黒髪の乙女』、 この二人のそれぞれの一人称視点で進み、 
四部構成で春から冬にかけて、夜の飲食街、古本市、学園祭、年末の京都と、一年を一通り巡ります。
 
冒頭の"先輩"視点。"黒髪の乙女"がいかに素晴らしいかをこれから語っていくよ。っていう内容から始まり、その次の「おともだちパンチ」の解説の話に続きます。
 
 っが、ここまでの文と他の文中にも、出てくる出てくる四文字熟語。
威風堂々、読者諸賢、熟読玩味、偕老同穴、杏仁豆腐.......。っと
 
そして、文章自体もかなりなんというかクセのある言い回しが多く、
なんだろう?一昔前の新聞記事を面白おかしく読み聞かせる感じ?ごめん例えヘタすぎた......。
このあたりの部分は合う人合わない人が出るかもしれません。
 
しかし、全体的に文章はそんなに難しくなく、クセのある言い回しが多いのに話自体はサクサク読める印象で、よかったです。
 
そして、語り手二人の"青春観"がズレまくっているのに、ちゃんと話が進み最終的には良い感じで終わります。
読み終わった後は健やかな気持ちと「ええなええなー、夢中になれる恋ってええなー。」ってなってると思います。
 
 
同作者のほかの作品にも触れたことある人なら、登場人物などでニヤリと出来る部分もあるみたいよ?
メゾン一刻とかそういうの好きな人は特にオススメです。
 
 
 
 
 
 
 ほんじゃね。
 
 
[8/1000]

面白い人は皆、「〇〇力」が高いという話

 

さて問題です。

 

次の内、

 

人とのコミュニケーションを進めるのに最も必要な能力はどれでしょう?

 

1 忍耐力

2 知識力

3 応用力

 

 

正解は、

 

 

 

 

『 雑談力 』

 

です。

 

いやー、びっくりしましたねー。

 
僕もびっくりです。っというのも、この本は僕も書店にいった時、特に買う予定はなかったんです。ですが、レジの清算でこの本が紛れていたんですね。
 
そんなバカなと思ったので、売り場でこの本を手に取った時の事を思い出してみると。
 
 
ああ......挟んでるわ...。アレとアレの間にちゃんと挟んでるわ....。
 
 
っという感じでお買い上げとなりました。
 
今回もご多分に漏れず、フィーリングでこの本を選んで買っちゃったんですが、
 
結果的にこれは大正解でした。
 
 

"雑談上手の話す(書く)"技術とは。

著者は『永遠のゼロ』『海賊とよばれた男』の作者として、また『探偵!ナイトスクープ』の構成作家としても名がしれた人です。
 
そして、それと同等以上に"話が達者な人"でも有名らしいですね。
 
話す事が書くことよりも実は好きな著者。本書でその著者が語るのは、
 
・世の中の話の面白い人は総じて"雑談力"が高い人ということ。
・"話の面白い作家は、書いても面白い"というのが編集の間での意見。
・自分の関心のある話題を、相手を楽しませるという気持ちで話すことが大切。
・後は自信を持って話す話す話す。
・そうすれば雑談力が身に付き面白い人へ。
 
大別するとこんな感じです。
 

話が上手くなる技術。そして、とにかくそのネタ・ネタ・ネタ。

起承転結(物語化) 
ネタ3割⬅︎普段からストック、 でも話術7割 
自分の話したい興味のある事を話す。 
失敗談を面白おかしく話す 
上達は回数をこなすコト 
避けるべき話。モテ自慢、金持ち自慢、有名人と知り合い自慢 
数字があれば具体性が増す 
話し上手は聞き上手? 「聞く」のではなく「学ぶ 」
薀蓄と小噺は違う
話の急所の部分をつかむ。それに合わせて全体の構成を組む 
 
これらは本書に書かれている著者の主張のメモ書きの一部です。
 
どれも「なるほど」といった感じで読めてタメになります。
 
しかし何よりすごいのが、これら一つ一つの項目に逐一例として小噺が付いてるんです。
 
それがどの話も幅広く、実に面白い。
 
ざっと例を挙げるだけでも「バーバリライオン危機一髪」「葛飾北斎は引っ越し魔」「月は地球に向かって落ちてる」などなど、これだけでも面白そう。
 
「雑談力」に関する技術の説明よりも、こっちがメインなんじゃ?
 
そう思えるというか、多分そうです。
 
 
また、その小噺を他の人に話して自分の素養の足しにして下さいとあります。
参考のためのサンプルとしても役に立ちますし、これだけでも十分な価値があります。
 
 全体的に読みやすく。ドンドン読める印象。僕は一気読みでした。
 
人と話すときに是非参考にしたい、人生の良い手引きができました。
 
 

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ほんじゃ
 
[7/1000]

たった500円で自分の常識は爆発した。

 

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どうも。

 

壮ト@MassOnishiです。

 

えー突然ですが、皆さんはついつい周りの空気に合わせて流されてしまう人でしょうか?

 

実は僕も以前はそうでした。いえ、今も若干そういう気はあるんだけど......。

 

なんだろう。自分の気持ちをいつも押し殺して、周囲と合わせて生きていくのは、確かに楽なんだけど、どこかでそれを客観視して「あーまたやってるよ」みたいな、何とも言えない気持ちになったりしませんか?ワイはするんやで。 

 

「社会で生きるとはそういうものだ」という人もいます。しかし、ちょっと待って下さい。

 

本当にそうでしょうか?

 

今回は自分を持って生きていく、むしろ、一人の人間として自分自身と戦って生きていく事の大切さを謳った下記の本。

 

『自分の中に毒を持て』 - 岡本 太郎

 

 

をご紹介。

 

■ 人生は爆発だ

 

芸術は爆発だ」は著者の人柄や人生観を表すあまりにも有名な言葉です。

 

大阪万博での"太陽の塔"の制作者で、芸術家でありながら、テレビ出演などもしていた様です。

 

"様です。"っというのは、残念ながら僕自身は著者が存命時の記憶がありません......。

 

 本書は岡本太郎氏本人の生い立ちと合わせて、一人の芸術家として、人間としてどう生きていくべきかを克明に綴ったエッセイになってます。

 

みんなどうしても、安全な道の方を採りたがるものだけれど、それがだめなんだ。

人間、自分を大切にして、安全を望むんだったら、何もできなくなってしまう。

計算づくでない人生を体験することだ。― 裏表紙より抜粋

 

この文だけで本人がどういう人物だったのか、その人柄がかなり伝わってきます。

 

"一度死んだ人間になれ"

"好かれるヤツほどダメになる"

"成功は失敗のもと"

"きれいになんて生きてはいけない"

 

すごくアツい。いやアツすぎる。目次からもその熱量の強さがうかがえます。

 

全編通してこんな感じなのです。いやマジで。

 

でもね。そこが良いんですよ。

 

 「人となんか合わせなくても良い」とか「失敗してもいいからとりあえずやってみろ」「途中でダメだと思ったら止めてもいい」とか、

 

心のあり方も然ることながら、著者本人をそのまま文を通してぶつけられてる感じ?

 

これが実に心地良い。

 

■ 社会も恋愛も哲学も爆発だ

 

 本書では著者の小学生時代から、フランスへの留学時、芸術家として過ごす日々などを通して、社会的な問題や、恋愛観、読書、哲学、はたまた他の芸術作家に対する思いなど大変多岐に渡る部分に触れられています。

 

小学生の頃は当時の教師に対して子供ながらに疑問を覚えこれに反発、

日本の教育システムへのなげかけ。

 

本人は恋愛にとても正直な人の様で、共に過ごした女性(フランス人が多い)から学んだ女性の強さ、純愛の素晴らしさ、結婚に対する考えなど、恋愛に関しては特に幅が広い意見。

 

芸術家としては当時のリアルタイムなフランスの他の芸術家と交流。

情報社会の中で呪力を持った"芸術"の必要性、また芸術する事そのものについての自身の考え、「芸術は爆発だ」の真意。

 

全体を通して、最終的に行き着くところは大体において"常識"。つまり、社会の流れで生み出された一見正しいと思える様な"正義"に作者は意義を唱えます。

 

自分自身に挑戦し、時には失敗して、みじめでみすぼらしく、傷つき傷だらけになっても、ただ自然な人間として強く生きていく。その事のすばらしさと美しさを著者は賛美します。

 

■ 価格と面白さが爆発だ

 

この書籍。僕が購入したときは最寄の書店で買ったのですが、その時の値段はなんと467円(税別)

 

なんだそれ!?スゲェーよ!ワンコインで自分の常識が変わる切っ掛けになるなら、これほど安い買い物はないと思いませんか?

 

敢えて例えるなら、

 

マクドナルドの500円セットを店内で食べて、店から出る時には自分の中の価値観が変わってて、そこはもう既にマクドナルドではなかった!みたいな?

 

全然意味わからん!敢えて言う必要なかったかも!

 

しかしながら”意味や理由は必要ない、人生は理屈じゃないんだ。"そう思えるぐらい本書にはパワーと情熱が込められています。それに、単純にエッセイとして読んでみても面白いです。

 

本書では一貫して『情熱を持って自分の道に挑戦すること。』が語られています。

これは何も著者の生きる当時の時代だけでなく、完全情報社会な現在、終身雇用が不安定な現在、技術全てが幸せに必ずしも直結しない現在、それらにおいても十分通用しうる考えなのではないでしょうか?

 

そこんとこも含め、オススメします。

 

 

 

ほなね。

 

 

 [6/1000]

 

 

本を読めと本たちが言ってくれる[読書しはじめの4本]

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どうも。

 

壮ト@MassOnishiです。

 

突然ですが、最近絶賛読書願望再燃中です。(読みづれぇ......。)

 

読書って面白いですよね。実は25-6歳あたりまでほとんど漫画ばっかりで、碌に活字本なんかは読んでなかったんですが。

 

そもそも、なんで本を読み始めようと思ったかというと、自分の人生で人間関係がちょっと行き詰った瞬間があったんですね。

 そこで何か新しい事にチャレンジしようと思いまして。

 

今までやったことがないもので、比較的身近にあって、リスクがすくなく、そんなに値段もかからず、尚且つ自分のためになり、継続しやすいものなんかないかなー。


あと、頭のいい人とかスゴイ人が割と皆んなやってそうなコトなんかないかなー。

 

今から思えばこの発想がすでにって感じですが、結構思いつきで、「そうだ本でも読もう。」ってなったのが吉家家("切っ掛け"の誤変換。面白かったのでそのままに......。)だったかと思います。

 

現在では大分本を読める様になりました。

 

そして実際に僕が本を読み始めた当初、まず書店に入って思ったこと。

 

「どれや......どれが自分にとって一体どれなんや.......。(錯乱)」

 

ってなったのを思い出しました。

 

流石に今ではそんな事ないのですが、読初(読書初心者の人)の方はそこらへんの事もあって、今一つ気が乗らない、ネットで十分、なんか難しそう、なんて事があるんじゃないでしょうか?

 

ネットの情報と読書の比較に関しては色々と諸説ありますが、自分としては別モノだと

感じます。そこらへんは後日詳しく......。

 

とりあえず、今回は本を読む事を前提に話を進めます。

 

ありがたい事に世の中には"本を奨める本"が結構出版されてます。

 

先ずはこの辺の本と合わせて読んでいけばいいんじゃないかと。下記それぞれの紹介・

レビューです。参考になれば。

 

 

■ 新書がベスト - 小飼 弾

 

 

 

この本の著者は自称:本の虫だけあって一日にすごい本を読んでるそうです。多いときで一日10~20冊読んでしまうんだとか。虫やない、鬼や......。

 

こちらの内容はタイトルにもある通り、徹底して"新書"を読みなさいというモノ。新書はハードカバーの本と違い、本そのものが柔らかく、全体的に手帳サイズで持ち運びがしやすい、値段も手頃で買いやすく、いつでもどこでも読めるので最適です。という事です。

 

こういう本のための本は僕にとってこれが初めてだったので、サブタイトルの「10冊で思考が、100冊で生き方が変わる」、っていうのを割と真剣にとらえて当時購入したのを覚えています。

 

著者は本書で「本を読むことが強みになるかどうかの境目は、1000冊です。」と書いています。そして、新書ならそれがしやすいと。

 

とにかく、新書を読むことによって自分の頭の中の"脳内マップ"が作成され。今どの分野の何が足りてないのか段々分かるので、それを埋めていく様に本をドンドン読んでいくのが良いと語っています。

 

本の選び方や、オススメの本、出版社による本の傾向など。新書に関する一通りの事が書いてあるので初心者の方にオススメです。ホント。

 

■ 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。-  千田 琢哉

 

 

大学に入るまで漫画ばかりで一冊も本を読んだ事がなかった。という著者の告白から始まる本書。

 

当然その言葉に共感して購入しましたが、そのあとの大学4年間で1000万円使って1万冊以上の本を読破。というのを見て唖然。僕は格闘漫画とかである「全く見えなかった......」状態。

 

本書の内容は、読書するにあたってのタメになるアレコレを80コ並べて語られています。

 全体的に文章が読みやすく、サクサクと読める印象。

 

ビジネスコンサルティングの分野の仕事のしている方なので、オススメの本もそういうのが多いです。

 

ところで、↑の『新書がベスト』では本は装丁よりも中身なのに対し、本書では装丁のしっかりしている本こそ読むべき、と対立意見が出てきてしまいます。

 

どうしたら良いんだコレ?っと思ったところで↓の本に出会います。

 

■ ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んでみた。 そしたら意外に役に立った - 堀江 貴文

 

 

言わずとしれたライブドア元CEO。

著者は本というよりも、「情報」というものに何よりも価値を置いています。

色々あって服役する事になりますが拘留中の身では情報は遮断され、2年半という刑期を終えて出所する頃には、世間一般でいう「情弱」になりさがってしまう。

 

それを避けるため本を読み漁ったところ、出所する頃には前よりパフォーマンスがあがったので、それを読書してた背景も交えて紹介するね。っという内容です。

 

タイトルにもある通り、服役中は1000冊の本を読んだということです。また1000冊......。

 

巻末の方ではオススメ本を紹介する。総合書評サイト"HONZ"を代表する成毛 眞さんとの対談もあり、これからの読書や書評サイトのあり方など、色々と勉強になります。

 

っで紹介されている本なんですが、これがかなり幅が広く獄中記もあれば、ビジネス書やはたまた漫画に至るまで、様々なジャンルの本がレビューされてまして。

 

っでこの本読んで上の二つの対立してのが、スッと楽になりました。

なるほど。良いか悪いかは自分で決めていいんだな。本の内容全てに同意しなくて良し。そして、その判断も本を読み重ねれば出来る様になってくるんだと、納得できたんですね。

 

■ 夜を乗り越える - 又吉 直樹

 

 

「なんかタイトルがカッコイイんですけど。」っと思って購入。

 

芸人でありながら芥川賞を受賞した著者の、読書する事によって得られるモノなどについての考えを著した本です。

芥川賞を受賞するまでの自分の生い立ちと重ね、本(または文を書くという事)が本人にとってどういう意味と役割をしてきたのかという事が語られています。

 

上記三点との一番の違いは、やはり本書が純文学を中心に記されている事ですね。

また、本人の生い立ちに合わせて読書の意味が語られているところも新鮮です。

 

著者は文学を読むうえでの効用は、本を重ねて自分の中の感情・感覚を再定義し共感できる事にあると語っています。また、同じ書でも改めて読み直す事で再確認できたり、より新しいことが分かったり。文学を通して自らの感性の成長を実感できるところが魅力だと言っています。

 

本書では太宰治芥川龍之介を中心に、各オススメの文学小説が紹介されています。

 

今まで何気なく読んでいた文学小説に対する考え方が変わりました。

 

ちなみに、この本がきっかけで読み直しました↓

人生に「失格」するとはどういうことなのか?[人間失格][書評] - ハイジカ

 

■ コレから本の話をしようと思う - オオニシ 壮ト

 

おおスゲェ。こういう風に見出し並べて書いたら自分まで本を出版した気持ちになる。

 

っという寸感はおいといて。

 

↑の本たちとともに今までそれなりの本を読んできたつもり

 

 

だったのですが、

 

 

先日、自分が読み終えた本を改めて思い出してみる......。

 

50冊程しか思い出せん...んな馬鹿な!?

 

 

しかし、何も記録には残していない......。

 

っと言う事で、これからこのブログで自分でも新たに思い出したり、再読したりしながら改めて読み終わった本の書評やら感想やらを書いていけたらなと。

 

目指すは1000冊読破とレビューね。

 

基本的には↑でオススメの中で紹介されてた本や、自分の気になった本の紹介になると思いますが、

現在、引っ越した時に大量に本を売りに出してしまったので、泣く泣く買い戻しながら読んでいるという......。

 

とりあえず、そんなこんなでございやす。

 

暖かい目と冷めた目で見守って頂ければ幸いです。

 

これからどういう本を読んでいこうと思ってるかはこちら↓

 

http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/2GZC0CKAO4Z1W/ref=cm_sw_r_tw_ws_x_jY6iybB0X57B3 www.amazon.co.jp

 

ホンジャマ

 

[5/1000]

人生に「失格」するとはどういうことなのか?[人間失格][書評]

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どうも。

 

壮ト@MassOnishiです。

 

今更なんで太宰治の"人間失格"なの??

 

ええっとですね。この前っていうか今日なんですけど又吉直樹さんの"夜を乗り越える"を読みました。

 

又吉直樹 - Wikipedia

 

本の中で"人間失格"がかなりピックアップされていたので、勢いで「そういえば読んだことあったな?」ってな具合にそのまま再読したんですね。

 

 

実は今回でこれ読むの三回目なんですが、ほとんど内容を覚えてません。

 

っというのも、

 

一回目→小学校夏休みの読書感想文。

二回目→速読の練習のため偶然に手元にあったため再読。

 

てなもんでしたから......。

 

なんで、今回ある意味すごい新鮮な気持ちで読む事が出来ました。今回はその書評です。

 

えっ?「"夜を乗り越える"の方じゃないんかーい?」そこはまぁね......ヘヘッ。

 

とりあえず、目次。

 

 

■ 失格した人間の半生

物語はある第三者が三つの肖像写真の印象を語るところからはじまります。一枚目は不自然な笑みを溢す少年、二枚目は端正な顔立ちだがどこか作り物の様な印象を受ける青年、三枚目は目が虚ろで何を考えているのか見当も付かない無表情な初老の様な男性。

 

そこから本作の主人公の一人称視点に移り。淡々と物語が進んでいきます。

幼少期のこの主人公の"葉蔵"がとにかく人間不信の塊みたいな人で、滅私の精神で他人と関わる際には徹底して"道化"を演じます。

 

やがて話は進み、その道化を見破られてドギマギしたり、絵を描くコトに目覚めたり、風俗に入り浸ったり、社会運動に参加したり、女と心中して自分だけ助かったり、精神病棟に入院したり、酒に溺れ女の家に転がりこんだり、嫁を寝取られたり、いよいよ薬に手を出して廃人になりかけたり.....

 

ええっと......。U先生、こんな内容の本を小学校の読書感想文の課題図書にしてよかったのでしょうか?

 

とにかく、終始"成功"よりは"破滅"の方向に主人公の人生はドンドン進んで行きます。

 

 端から見て、崖っぷちの方に猛烈に向かってる人を見る感じでしょうか。

「そっちはヤバイっていってるのにー!」っと言いながら見るのを辞めれない感覚です。

 

■ 人は誰でも失格する??

お話の中で主人公である葉蔵は「他人から勧められたものは断れない」という自身の性質を語る部分があります。

 

それは↑でも述べた自身の人間への"不信"というよりは"恐怖"から引き起こされるモノなんだけど、この感覚が不思議と他人事な気がしないんですよね。

 

人間この社会で生きていくならば、なにかしら他人のコトをある程度意識して生活しているワケで。

時には謙遜したり、グループの輪を取り持ったり、嘘をついたり、そういうことをして社会の微妙な均衡を保って生きています。

 

葉蔵はその人間の本心が見えない心の奥底に対して"恐怖"を覚えます。

 

葉蔵は自分の本心を打ち明ける事を終始押し殺して生きていきます。また、人に対して嘘も付けません。

 

一般的(この表現が適切なのかは微妙ですが)な人が誰しも意識的・無意識的に自然とやっている事を、葉蔵は注意深く捉えうやむやにしません。とても純粋な感性を持って生きていきます。

 

ここらへんの感性や思考なんかは、実は誰でも思ってるけど語らない。むしろ、目を逸らしているところすらあるんじゃないでしょうか?

 

しかし、葉蔵のこの感覚は世間(この定義も作中で触れています)からは疎まれ、やがて"狂人"の烙印を押されてしまいます。

 

■ 内容の是非に関して

この本なんですが確かに名著なんですが、人によって好き嫌いがとてもはっきり分かれる事で有名みたいです。

 

そのコトは本書の解説や、又吉さんの"夜を乗り越える"でも取り上げられています。

 

本作は一人称で語られる部分が全体の大半占めてられています。

その表現によって主人公と自分を重ね合わせることが出来れば、この作品はかなりのめり込めます。もう失格路線まっしぐら。

 

また、作中で葉蔵以外にも竹一、ヒラメ、堀木といった人物が登場します。

当然彼らは葉蔵の事を他人からの目線でみていますが、 知らず知らずのうちに葉蔵以外の彼らの視点にたって物語や葉蔵を読み解いている自分がいるのです。

 

この部分が個人的には、とても面白いと感じました。

 

■総評

人間関係において本当は誰しも感じてるんだけど、敢えてそこは深く語らない。

というか、自らそういう部分を曝け出さないし、むしろ人々はその事に対して取り繕う

ところさえある。

本作では一人の人間がそれに真っ向から向き合う真摯な姿が描かれています。

 

実際に僕としても、「これは分かるわぁ~」「いやーないない笑」みたいなところがあ

って、なんというかそこらへんの距離感を確かめているうちにあっという間に読み終わ

った感じでした。

 

本書の内容は、著者である太宰治自身の半生をある程度踏襲し生み出されているそうです。

 

すでに読んだ方は面白かった。面白くなかった。いずれの感想あるかもしれません。

 

しかし、一つの時代の一人の人間の「生きるとはどういう事なのか」という。命をかけた文字通りの"命題"がこの作品には詰まっています。

 

文学は苦手とか、小難しい文章は嫌いとか、色々あると思いますが。

 

是非一度読んで見る事をオススメします。

 

 

Kindleだと無料だしね

 

 ホンジャマ。

 

[1/1000]

もう迷わない。選択の判断基準5点とそのナナメ上

 
どうも。
 
壮ト@MassOnishiです。
 
日々の仕事、生涯に及ぶ重大な決断や休日の過ごし方、はたまたその日の晩御飯の献立に至るまで。人は一生に「選択」というモノを幾度となく繰り返しています。
 
出来ればその都度パパっと華麗に選んでいければ良いのですが、色んな要因が邪魔して世の中なかなかそう上手くはいかないモノ。
 
実は今の僕がまさにその状況でして、
ブログを新しく始めるにあたって、自分がブログで話したい内容をリスト化したところ、様々なジャンルで結構な数が出てきてしまいました。
 
一体どれから手を付けるべきか。
 
これは迷路でもデッサンでも思考法でも、ペタンクでもなんでもそうなんですが、 
迷うという事の要因の一つは、判断基準がないという事から引き起こされるコトにあります。
 
では、どうすれば良いのか.......。
 
 
判断基準があればいいんじゃないかな?
 
 
っということで。以下に基準にしやすい事項を列挙しますので。ご参考下さい。
 
 
 

 ■ 基本の判断基準

 

1.一番大切(重要)だと思うモノから取り組む。

優先度高いものから。「質」重視。
取り敢えずその日しなければならない事は片付くので、心に余裕が生まれます。
仕事とか日々のノルマとかそういうモノに適してます。
正攻法ですね。
 

2.すぐに手が出そうな簡単で早く済むモノからとり掛かる。

こちらは上記とは違い「量と速度」重視です。簡単・軽い・近い・楽・安心・安全などの要素も合わせて考慮してみて下さい。
「とりあえずスライムから」スタイルです。
普段の雑務とか野暮用とかはこの方法使うと結構うまくいきます。
やりたいけどなんだか気乗りしない時は先ずこの方法ではじめ、作業などをこなすうちに気分も乗ってくるので、より上位の作業へのシフトも見込めます。
また、他の手頃な作業と合わせて出来ればさらに効率的です。
 

3.自分の中の法則に則る。

例えば曲がり道は迷ったら必ず左に曲がるとか、困ったら自分の生年月日から暦の数、
もしくは、今日の日付から足し引きした番目のものにするとか。
自分のシンボルナンバーをあらかじめ決めておくとか。
普段から自分の好きな色、好きな数字、好きなモノに関するアレやコレから選ぶ様にする。
そうすると比較的速やかに決断出来ます。暗号みたいな決め方をしておくと、それだけでなんだか楽しいのでオススメです。
 
 

4.運に任せる

時には、これもまた運命と運に任せてみるのもいいですよ。
例え不本意で根拠のない選択であったとしても、迷って何もしないよりはマシですから。
余談ですが僕は昔かなり真剣に取り組んだテストで、全部転がした(運で決めた)人に点数で負けてしまった事があります。
何がいいたいかというと、運もそんなにバカにならないということです。神様こん畜生。
 
 

5.人に選んでもらう

心を許せる人に逆に選んでもらうのも良いかもしれません。
客観的な立場からの判断というのも、とても重要な基準の一つです。
自分にはない価値観と基準で選んでくれるので、きっといつもと違う回答が得られますよ。
自分は考えなくて良いので楽だし。
 

■ 最良の選択とは

 

 

直感です。

 

 

ハイ。

 

 

直感です。

 

 

 ここに来て急に論理的ではない感じになってきました。しかしながら、実はこれが最も重要だったりします。

これは、プロスポーツ界や様々な分野の世界でも立証されています。

 

アレコレ悩んだり考えたりして組み上げた判断よりも、経験則により導きだされた閃きの方が優る。

 

って事です。

 

簡単に言うと、一番最初にピンと来たもんが最良ってことですね。

 

人間は思考では表に現れない経験を、深層心理に幾重にも重ねています。

そして、その経験から一瞬にして自分にとって最善の判断を無意識にしています。

 

・「なんだかよく分からないけどコレな気がした。」

・シックスセンス

・虫の知らせ

・女の勘......。

 

これらがいい例ですね。そして、よく"当たる"事の代表でもあります。

※最後の"女の勘"に関して、こちらの記事で紹介した本の一冊。

「直感力」今考えている事の逆が正解だ。でもそれは大きなミステイク。 - ハイジカ

 

『なぜ直感の方が上手くいくのか?』ゲルト・ギーゲレンツァー:著

 

にて、男女による直感に関して統計をとったところ、男女に寄る直感の正答率はそんなに変わらなかったとの事。失礼。

(2017/12/04追記)

 

 

 

何か根拠がないと選ばない。理由がないと選択しない。

 

今までそういう基準で生きてこられた方も、これからは先ずは自分の直感に正直になってみてはいかがでしょうか?

それで何も出てこないとなった後に、↑の5つの基準を使うという感じでいいと思います。

 

直感について記事書きました。

 

是非とも、やってみて下さい。

 

 

んじゃね。

 

クリックが止まらない。魔性のクッキー作り[フリーゲーム]

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どうも。
 
壮ト@MassOnishiです。
 
皆さん、クッキー好きですか?
 
もしくは、おばあちゃん好きですか?
 
なるほどなるほど。そんな方にオススメのゲームがありますよ(ニッコリ
 
クリッカーゲームって聞いたことあります?
 
ブラウザーゲームの一種で別名:放置ゲー
その火付け役になった代表的なゲームが、クッキークリッカーです。
 
クッキーをひたすらクリックするゲーム。
 
「何が面白いの?クリックしてるだけでしょ?」そうでしょうそうでしょう、そう思うでしょう!
 
僕もそう思っていた時期がありました。
 
一応↓にリンク張っておきますね。基本プレイは無料っす。
 
 
 
まずは、ゲーム画面です。ってかね。このゲーム、画面の切り替えとかありません。
ゲーム進行は最初から最後までほぼ一つの画面で一貫して行われます。何と男らしい......。
 
 
取り敢えず、左の方にこれ見よがしにクッキーの絵が有るのでクリックしてみましょう。
 
「+1」と数字が表示され。上記にその数が加算さます。
 
おめでとうございます。あなたはこのゲームに必要な最も重要な行動をマスターしました。
 
やったじゃん。いやーおめでとう。(満面の笑み)
 
 基本的には、クリック一回=クッキー1つ焼く。っていう感じです。
 
それでクッキーをクリックして、ひたすらクッキーを焼いていく事になるんだけど、
ある一定以上クッキーを集めると、ワンクリックでのクッキー取得数があがったり、クッキーおばあちゃんと交換するとクッキー焼くの手伝ってくれたり、また、所持してるクッキーを対価にして更に多くのクッキーを焼くことが出来る様になるクッキー。クッキー...クッキー....クッキー...
 
そして、クリック→クッキー溜める→施設(おばあちゃん)追加→更にクッキー増やす......
という手順を繰り返す事になるんだけど、このサイクルがどうも絶妙なバランスで出来てるみたいで、知らないうちに半日クリックしてたなんて事もあるぐらい(周りの経験者談)。
 
とにかく、クリックしてるだけなのにやるコトが一杯ある。という不思議な状況が生まれて、ついついクリックをし続けてまうんです。
 
どうしてそういう事になってしまうのか?
 
そのしくみに関して、以下に簡単にその要因をピックアップしてみました。
 
※未プレイの方は、先にプレイしてからの閲覧をオススメ。
 

 数値化・視覚化する事の効用

このゲームはあらゆる事を数値化・データ化します。クリックした回数はモチロン、経過時間や、クッキーの秒速生産数・獲得した施設(おばあちゃん)の数など、自分の行った行動とその回数をほとんど数値化しています。
最初は20とか100とか5とかの数値が並ぶのですが、そのうち100,000とか2,000,000とかの数値が平気で羅列され、これを眺めるだけでも達成感がでます。
獲得クッキー数なんて、もうよくわからない桁数になっていて宇宙の神秘すら感じてしまいます。
 

もう見えている目標(マイルストーン)への魅力

向かって画面の右側におばあちゃんを含む生産施設の欄があるのですが、ここには後どれくらいのクッキーで次の施設が作れるのかが表示されています。
コレがねー。すごく単純なんですけど、クリック衝動を掻き立てられるワケですよ。
必要な数値が絶妙で「あと10クリックでおばあちゃん増やせる」という怪しい独り言と共に、ついついクリックを重ねてしまいます。
 比較的手の届きそうな位置に達成できそうな目標があるので、テンポがいいんです。
 

まだ見えていない要素(不確定要素)と賞与への期待

上記とは違い、最初は見えてないけどある一定の条件をクリアすると(例えばクリック千回達成するとか)、アチーブメント(実績)という表彰状みたいなモノを受け取ります。
また、施設生産後にしか見えないアップグレードがあります。
はたまた不意に画面の中に、クリックすると一定時間自動でクリックを進めてくれるゴールデンクッキーが現れたりと、いくつか不確定要素があります。
この思いがけない僥倖(ラッキーともいう)と条件達成の褒美は、ゲームの進行に大きなスパイスを与えているのは間違いありません。
 

目標がシンプル

本作は"クリックしてクッキーをひたすら作る"といういたってシンプルな内容が目的です。
これはすごく当たり前の事なんですが、目的と手段がはっきりしているというのはとても重要です。
っというのもこれが、クッキーを焼くためにまず近くのスーパーにいって、薄力粉・サラダ油・砂糖・牛乳と各種容器をとり、レジに並んで清算し購入。自宅まで持って帰る途中近くの実家に立ち寄り、少なくなってた卵黄を分けてもらい、挨拶と世間話もそこそこに帰宅。
ボウルとヘラを用意し、薄力粉75g砂糖10g・牛乳30gを混ぜ、空気を入れる様に・・・なんてやってたら、途中でなんのゲームだこれ?ってなってしまうワケです。........これはこれで面白うそうですけどね☆
まぁ、実際になんでもできるゲームってのはあります。今回の様なケースだと、シンプルな方がクリックとクッキーの蓄積に集中しやすいです。
 

しのごの言わずクッキーを焼くのだ!

 とまぁ、ここまで比較的急ぎ足で説明してきました。いまでこそ結構時間が経ってしまったので、他の放置系ゲームや最近のアプリなどに洗練さや目新しさはとられてしまってますが。
実際のところ、少ないアクションで面白さを引き出す要素が、いいバランスで配置されてす。
クリックしてるだけなのに、遊べるというのはすごいことだと、プレイした当初ボクは思いました。
放置系ゲームというぐらいなんで、ほったらかしてもおばあちゃん達がクッキーを焼いてくれます。忙しい人でも簡単にプレイする事が出来ますので、おすすめです。
 
今回のダム4

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ういっすっ